おふたりとの関係
新郎新婦とウェディングフォトグラファーの関係において、本当に大切なものは、きっと「信頼」と「共感」そして「まなざし」だと思います。
結婚式というのは、おふたりにとって人生の中でも特別な一日であり、そこには緊張や喜び、不安や感動といったさまざまな感情が渦巻いています。そのすべてをフォトグラファーはそっと見つめ受け止め写真というカタチで残していく。だからこそ、ただ技術があるだけでは足りなくて、おふたりの気持ちに寄り添い、空気を読み、言葉にならない想いを感じ取る力が必要になると思います。
フォトグラファーはカメラを通して、おふたりの「今」を未来へ届ける役割を担っています。けれど、それは単なる記録ではなく、おふたりがどんな表情で笑い合い、どんなふうに手を取り合っていたか、その場の温度や空気感までも写し取ろうとする営みです。
だからこそ、おふたりが心から安心して自分達らしくいられるように弊社のフォトグラファーは誠実で、優しく、静かに寄り添う存在でなければならない。そうでなければ心の奥にある本当の表情は引き出せないと思うのです。
そして何より写真は未来に残るものです。10年後、20年後、おふたりがその写真を見返した時「このカメラマンに撮ってもらってよかった」と思えるかどうか。おふたりが心から満足された写真が撮れたか。だからこそフォトグラファーにとって大切なのは目の前のおふたりを「作品の被写体」としてではなく「かけがえのない人生の主人公」として見つめること。
そのまなざしが写真に宿り記憶に残り未来をあたたかく照らすのだと思います。